構造化データマークアップの出力設定に悪戦苦闘

構造化データマークアップの出力に悪戦苦闘 サイト運営雑感

このブログは、テキスト中心のコンテンツをメインに取り扱うことを基本方針としており、画像なしの記事も多くなると見込んでいました。(今も基本的にはそう考えています。)画像を取り扱わないという事ではもちろんないのですが、アイキャッチ画像なども設置しない計画でした。

しかし、Search ConsoleのAMPレポートで「必須の構造化データ要素のエラー」警告が表示されたり、AMPのテストでも構造化データの警告が表示される状況が発生しました。

その後、一日で構造化データ関連の警告は0になったのですが、検索においての欄器具シグナルではなくても、構造化データは重要な要素であること、サイト運営のコンサルティングなどを行なっている立場から、運営するサイトで構造化データのマークアップはサポートすべきとの考えに至りました。

少し細かい話をすると、構造化データのマークアップはするが、画像のマークアップも含めるべきかという点で、方針を決めかねていました。(画像がない記事が多くなるのに、画像のマークアップをする必要があるのかというようなことです。)

GoogleのドキュメントのAMPページでの構造化データのマークアップには、画像は必須となっています。

構造化データのマークアップの出力は、当初、テンプレートファイルを編集して出力することを試したのですが、うまくいきませんでした。続いて、 JSON-LDでのマークアップをマニュアルで行うことを検討しましたが、あまり時間をかけたくなかったので、プラグインを使用することにしました。

Markup (JSON-LD) structured in schema.org”(製作者は日本の方のようです)を試してみたところ、問題なく動作しました。シンプルな構成ですが、必要な機能をきちんと満たしていて、素晴らしいと思いました。

その後、もう少し構造化データに手を加えようと考えて、調べてみると、Schemaと言うプラグインを発見して、基本機能を試してみたところ、同様に問題なく動作しました。Schemaは、機能が豊富で充実しているのが特徴です。構造化データのマークアップが他のプラグインやテーマの出力と重複していたりする場合についても考慮した設計になっています。ドキュメントも充実しているので気に入りました。そのため、まずはSchemaを使うことにしました。

翌日に、細かい設定や追加機能などを加えてみました。構造化データ テスティングツールを使用してテストしてみると、エラーが発生しました。修正を入れて、再度テストしてみるとさらにエラーが加わりました。

本ブログの場合、トップページに5記事がタイトルと序文が表示される設定になっています。それらの記事に構造化データがエラー付きで出力されてしまいました。パンくずリストのマークアップもエラーとなって、エラーが増加するような状態になりました。

後で、トップページのパンくずリストのエラーは、Schemaではなく、パンくずリストのプラグイン(Breadcrumb NavXT)であると判明しましたが、続出するエラーで頭痛がひどくなってしまいました。

プラグインSchemaで設定した内容を消去した上で、停止し、削除したのですが、エラーはなくなりません。そのため、パンくずリストのプラグインの問題だったことが分かりましたが、Schemaの機能とTwenty Fifteenを使用してトップページに複数記事を表示させると、構造化データのマークアップが多量になるので、好ましくないと思いました。

私見になりますが、トップページは構造化データのマークアップはシンプルで良いと思います。概要表示される記事の詳細なマークアップは必要ないと思います。それらの情報は、記事ページの方で詳細な内容を含めて出力されれば良いと思います。

トップページに表示される直近の5記事それぞれのパンくずリストの構造化データもトップページには必要ありません。パンくずリストの構造化データはホームページでは出力しないように設定を加えました。

パンくずリストのプラグインの設定などについては、別途、ブロギングライフか本ブログに記事を投稿する予定です。構造化データのプラグインは、Schemaを一旦止めて、Markup (JSON-LD) structured in schema.orgを現在は使っています。

将来的には、Schemaの持つ拡張機能を利用してみたいと思っています。

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