ブロギングライフ舞台裏話:サイト再立ち上げ時の構想と現実とのギャップ

ブロギングライフ舞台裏話:サイト再立ち上げ時の構想と現実とのギャップ Off the Record

サイト運営には試行錯誤がつきものです。サイトを取り巻く環境も変化しています。実際にやってみないと分からないこと、取り組んでみて初めて分かること、知ることもあります。

ブロギングライフのこれまでの経緯や運営過程で得られた事、知った・学んだことなどを紹介します。

2014年にサイト運営関連の情報サイトBlogging Lifeを立ち上げたのですが、数ヶ月記事を投稿後、更新が途絶えてしまい、そのまま放置していました。

2016年6月にあることがきっかけで、AdSenseフォーラムに参加するようになりました。きっかけとフォーラムについての話は、後ほど記事を投稿する予定です。

フォーラムに参加し始めた頃とほぼ同じタイミングで、AdSenseの審査がそれまでと比べて格段に厳しくなりました。それまでAdSenseは申請すれば、簡単に承認されていたのですが、審査基準が大幅に変更になったようで、不承認が続出し、ヘルプフォーラムにも多くの質問が投稿されるようになりました。

フォーラムの話は別途、投稿する予定なので、詳しくは割愛しますが、2016年6月以降、月に200から300以上投稿するようなペースとなりました。ほぼ、毎日参加し、一日10程度投稿するペースです。

私の場合、投稿は一つの投稿での文字数なども多いものが多いです。当然の事ながら、それなりの投稿数を行うことは、費やす時間と労力も伴います。

フォーラムに積極的に参加するようになって、半年以上経過した頃、フォーラムでの取り組みと相乗効果が得られるのではないかと考えて、サイト運営関連のサイト、Blogging Life (ブロギングライフ)をリニューアルして、再度、立ち上げることにしました。

サイト再立ち上げのコンセプト

再立ち上げするサイトで取り扱う内容は、特にAdSenseとWordPressに力を入れる内容にしようと考えました。ヘルプフォーラムに参加していることもあるので、AdSenseを軸にして、需要も高いと思われるWordPress関連の話題も手掛けるコンセプトでした。

AdSense関連の内容を取り扱うサイトは、企業が少なく個人運営が多く、AdSenseにおいて専門的で掘り下げた話題を取り扱うサイトも少ないため、参入余地は十分にあると考えました。また、フォーラム経由の訪問も見込めると期待していました。

個人サイトでは見られないような専門的で掘り下げた話題なども含めた包括的なAdSenseに関連する情報を軸にして検索を中心に集客し、さらにWordPress関連の情報を提供する事で訪問を増やすコンセプトでした。

結構行ける(勝算)余地は十分にあるだろうと考えていたのですが、実際に始めてみると思惑とは大きく異なる現実に直面しました。

構想と現実のギャップに直面

2017年1月初めからサイト、Blogging LifeにAdSenseとWordPress関連の話題を中心に記事を作成し投稿していきました。最初の3ヶ月は100記事投稿を目標にしました。数ではなく質を重視し、できるだけ詳しく掘り下げた内容にすることに努めました。

検索エンジンから評価されるまでには、時間がかかるので最低3ヶ月は必要だろうと考えていましたが、3ヶ月経過しても検索で高い順位になることはありませんでした。

AdSense関連の話題は、ネット上に溢れています。他のサイトなどと比べて、掘り下げた内容で、自分としては差別化ができていると思っていても、ユーザーや検索エンジンからの評価はほとんど得られない現実に直面しました。

フォーラムでの活動から、Chico の名前(+ アドセンス or フォーラム)で検索して、ブロギングライフを訪問してくれる人もいるのではないかと期待していましたが、現実的にはそのようなユーザーはほとんどいないということが判明しました。

再立ち上げ3ヶ月後の状況分析結果

ブロギングライフを再立ち上げして、3ヶ月以上が経過し、投稿記事も100記事近くなっても、訪問者数は少ない状況でした。記事の作成、投稿を続けながら、Google アナリティクスのレポートなどを使用して状況の分析を行いました。

目標設定の妥当性についての評価検討

一般的には、3ヶ月で100記事を投稿するというのは妥当な目標設定だと思います。単純に数ではなく、期間も限定する必要はありませんが、それなりの品質の記事を100投稿する事は、検索である程度の評価を得るための施策として妥当なものだと考えています。

検索において、ある程度の評価を得るのには、それなりの期間が必要となります。ターゲットとするクエリ関連の検索で上位に表示されるまでの期間は、検索クエリの需要や既存のサイトで提供されている情報との差別化、ユーザーの反応など様座な要素との関連性も深いです。

あまり検索されることのないマイナーなクエリで、提供される情報もネット上にあまりなければ、そのクエリで検索上位に表示される事は比較的容易です。しかし、ユーザーが良く検索を行う一般的なクエリで、検索の上位に表示される事は簡単ではありません。

「アドセンス」や「WordPress」などのクエリを使った検索件数は非常に多いです。それらの語句を含むクエリで上位に表示される事は容易なことではなく、それなりの品質や差別化ができている記事であったとしても、評価されるまでに時間もかかります。

専門性が高く競合が少ない分野で100記事は多いですが、その分野における情報を取り扱うサイトが多数ある場合、新規参入(再参入)して、100記事程度投稿しただけでは、検索で評価されるのは十分ではないと認識を改めました。

検索での評価やユーザーの反応に関しては、ユーザーが求めている事と記事で提供される内容との関係が重要です。運営を続けている内に、ユーザーが求めている事と記事で提供される内容についてのギャップや構想外であることも分かってきました。この件については、別途、記事を投稿する予定です。

初期の分析評価後の対処と目標の再設定

投稿記事数の目標設定の変更

掘り下げた内容で質を重視した記事を250記事投稿することを当面の目標として再設定しました。

アクセスに対する期待値を下げる

当分の間、アクセスが増えることは期待できないと期待値を落としました。

ある程度の結果が得られるまでの期間がかかることを想定

AdSenseやWordPressなどの一般的でネット上に多数の情報を取り扱うサイトがある分野に特化したサイトの場合、ある程度以上の検索評価やアクセスが得られるまでの期間が必要であると考え、短期的な評価は期待することを止め、最低6ヶ月から1年程度後に再度、パフォーマンス評価を行うことにしました。

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